小さい会社の広報必見!受け身ではない攻めの広報へ『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(野澤 直人)

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こちらの本も先日紹介した『サイバーエージェント 広報の仕事術』と同様に、未経験から広報の仕事に転職をしたミチャが、前任の広報担当がいない中、マニュアルだけを渡されたものの何から手をつけてよいのかわからなくて勉強のために購入しました。

代理チャス
代理チャス

これまた本を読み終わる前にその仕事やめたよー。でも先に読んでいたら、広報職としてもっといろいろ提案できたのかも。

とはいえ私が入社して引き継ぎ任された仕事といえば、会社案内の修正やWebの更新作業、社内報の作成(取材からレイアウト制作まで全工程)などなど、主に製作がメインでした。前広報担当の方も社外的なメディア対応はしていなかったようで、今でこそ思えば、この辺りはこれからやっていかないといけない課題だったのかもしれません。

仕事を辞めた経緯についてはこちら↓

この本では、大企業の広報PRではなく、中小企業やベンチャー企業、スタートアップなどの“小さな会社”の広報担当者をターゲットにしています。

筆者は「雑誌編集者」→「企業の広報部」→「PR会社」を経験しており、その体験を元にした広報PRの実践的なノウハウが紹介されているので、特にメディア対応の事例が充実しています。筆者本人が雑誌編集者をしていこともあり、メディアと良い関係を築くためのノウハウが広報担当目線だけではなくメディア目線でも語られており、明日からでも業務に活用できそうな事例が数多く紹介されていました。

代理チャス
代理チャス

広報知識ほぼゼロの未経験のミチャが読んでみて、このメディア対応スキルがあったら広報として成功するわーって思ったよ。というか営業としても成功しそう。このコミュ力発揮できたらなんでもいける。

まったくの広報未経験者向けの本という言うよりは、中小の広報担当になって基本的な業務はこなしているけど、なかなか売上に結び付かずどうしていいか思い悩んでいる人向けの一冊なのかなと思います。広報未経験者向けにもボリュームは少ないですが「小さな会社の広報担当者向け推薦図書」などが掲載されています。

広報PRの仕事は、すぐに売上に結びつくとは限らないことから、社内でも広報PR部門が「コストセンター」や「お荷物」として見られることが少なくありません。しかし、成果がでないまま、それまでの仕事のやり方を見直すことなくずっと続けているのであれば、そのように見られても仕方がありません。

P71より

これは広報の仕事のつらいところですね。前職、3ヶ月である程度結果みせてくれないと本採用しないという勢いだったけど未経験者ではもう無理です…。もっと早くこの本に出会っていれば結果は変わっていたのかなと今更思う私なのでした。

代理チャス
代理チャス

ミチャはもう広報はこりごり

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